注意事項 2005 11 11
何度か書いていますが、重要なことですので、もう一度書きます。
ジャスダック市場において、株価が激しく動く時は、板情報が遅れます。
株価表示に対して、売り板や買い板が、少し遅れるのです。
ですから、買いそびれたり、逃げ遅れたりする可能性があります。
次に、東証市場においても、
小型株など、値動きの激しい銘柄には、注意が必要です。
午前中、早い時間帯では、コンピュータの反応が遅れがちです。
具体的には、買いの指値注文を出したとしましょう。
高値をつかみたくないから、現在の株価よりも、
少し安い指値を出しておいたとしましょう。
ところが、急に、大きな売り板が出現したとしましょう。
こういう時は、指値を、もっと低い指値にして、逃げる必要があるのです。
しかし、あわてて、指値訂正をしても、
コンピュータの表示は、長らく、「訂正中」となってしまい、冷や汗をかくことがあります。
こうした「訂正中」と表示される時間は、最近でも、15秒から20秒かかるそうです。
これでは、値動きの激しい小型株では、この十数秒でも、株価が大きく動いてしまう可能性があります。
以上、こうした問題の原因は、証券取引所にあるのか、
ネット証券にあるのか、わかりませんが、
いっこうに改善されない以上は、
デイトレーダーは、早め早めの対応を心がけるなど、自衛手段を取るべきです。